投資法人について執行役員メッセージ
投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、本投資法人に格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本投資法人は、2020年10月にNTT都市開発株式会社が単独スポンサーとなり、2021年4月に「NTT都市開発リート投資法人」に商号変更して以降、更なるスポンサー・サポートの活用の上、ポートフォリオの確実な成長と安定した収益の確保を続けております。
さて、第41期(2023年4月期)におきましては、期中にシングルテナントが退去した「六番町ビル」をスポンサーに売却(持分の一部は第42期に売却)し、同時期にスポンサーから安定稼働中の「アーバンネット中野ビル」を取得する入替取引を実施いたしました。スポンサー・サポートにより早期の収益回復を実現させるとともに、含み益を顕在化して投資主の皆様に還元することができました。
入替物件を除く保有物件につきましては、オフィス・レジデンスともに稼働率が95%を超えて安定的に推移し、その結果、第41期の営業収益は12,346百万円、当期純利益は5,007百万円、投資口1口当たりの分配金につきましては、2023年2月24日付けで公表いたしました予想値(3,150円)を上回る3,216円となりました。2023年4月末の保有資産はオフィスビル28物件・レジデンス32物件の合計60物件・2,751億円です。
今後につきましても、本投資法人はNTTグループの成長戦略に足並みをそろえ、資産の着実な成長と中長期にわたる安定した運用の実現を通じ、投資主の皆様のご期待にお応えするよう努力してまいる所存ですので、引き続き変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2023年6月15日

執行役員
大寺 健之